DeepSeekは大規模言語モデルを最新版「DeepSeek-V3.1-Terminus」に更新した。今回の改良はユーザーからのフィードバックを踏まえ、中英混在や異常文字出力といった言語面の不具合を軽減するとともに、Code AgentとSearch Agentの能力を最適化した点に特徴がある。
公式の発表によれば、新バージョンは前バージョンに比べて出力の安定性が大幅に向上しており、各種評価でも改善が確認されている。すでに公式アプリ、ウェブ版、小程序、そしてAPIで「V3.1-Terminus」への更新が反映されており、開発者や一般ユーザーはすぐに利用可能な状態となっている。
また、オープンソース版はHugging FaceとModelScopeの両プラットフォームで公開されており、研究や開発に活用できる。今後もユーザーからのフィードバックを基に、継続的な性能改善と体験最適化が行われる見通しだ。