Three.js Editor登場──低コードで3D開発が可能に、視覚編集とコード出力も対応

出典:https://mp.weixin.qq.com/s/kBFu9oNF3LBaZD5taeBvTA

Three.js Editorの画面イメージ
概要ポイント
  • Three.js Editorはブラウザ上で動作するオープンソースの3Dエディタ。
  • コーディング不要で3Dシーンを構築・編集・プレビューできる。
  • 豊富な3Dコンポーネントや外部ファイル(OBJ/FBX)インポートに対応。
  • 編集結果はThree.jsコードとしてエクスポート可能。
  • MITライセンスでGitHubにて無料公開中。
本文

Three.js Editorは、人気のJavaScript 3Dライブラリ「Three.js」をベースに構築されたオープンソースの3Dエディタであり、誰でもブラウザ上で利用可能な低コードツールである。最大の特長は、3Dモデリングやシーン構築のプロセスを、コード記述ではなく視覚的なUI操作で完結できる点にある。開発者はドラッグ&ドロップ操作でモデル、ライト、カメラ、マテリアルなどをシーンに配置・調整でき、リアルタイムで効果を確認しながら編集を進められる。


搭載されているコンポーネントは非常に豊富で、基本的な幾何形状に加え、OBJやFBXなどの外部3Dファイルもインポート可能。さらに編集内容はThree.js準拠のコードとしてエクスポートできるため、プロトタイプ開発から本番アプリケーションへの移行もスムーズに行える。


GitHub上のプロジェクトはMITライセンスで公開されており、教育機関での教材、Webベースの3Dツール開発、デザイナー向けのプロトタイピングツールとしても幅広く活用が期待されている。プログラミング未経験者でも3D開発に取り組める環境を提供する本ツールは、Three.jsエコシステムの発展に貢献する注目の存在である。