AIツール「Manus」が新たに実装したPPT自動生成機能「Manus Slides」が注目を集めている。ユーザーの指示から構成案作成、草稿生成、HTMLスライド生成、出力までを約10分で完了。実測では8ページ構成のスライドがわずか10分で生成された。
出力形式はPPTX、PDF、Google Slidesなどに対応し、編集もWeb上で即時反映される。加えて、生成したPPTをWebサイトとして変換・公開できる機能もあり、ナビゲーションやインタラクションも追加される。
一方、Google Slidesでの一部表示崩れや、図表のレイアウト不具合などの課題も報告されている。とはいえ、資料収集やレイアウト設計の手間を省ける点で、実用的な業務支援ツールとして評価が高い。
同様の機能を持つGensparkとの比較では、Manusが生成速度・構成精度ともに優れた結果となり、「現時点でトップ」との評価も上がっている。両者ともポイント制を採用し、試用の敷居は低く、今後の改良と競争に注目が集まる。