中央広播電視総台と杭州市政府が共催する中国初のAIスタートアップ対抗番組《赢在AI+》にて、Style3D（凌迪科技）がデザイン部門（AIGC+設計賽道）のチャンピオンに輝いた。Style3Dの創業者・CEOである劉郴（Liu Chen）は、自社開発のAI×3Dエンジンを用い、服飾の設計・生産・マーケティングを一気通貫で自動化する次世代型ファッションソリューションを披露。審査員から「柔性素材のモデリングにおいて世界最高レベル」との評価を受け、99点という高得点を獲得した。
Style3Dは、AIによるインスピレーション生成から、AIデザイン、3D縫製、AI画像生成による広告素材制作までを包括するフルフローを実現。すでに安踏、URBAN REVIVO、波司登など世界2000社以上のファッション企業に導入され、8万人の企業ユーザーを有する。審査員には、阿里雲創業者・王堅や香港科技大学副校長・郭毅可らが名を連ね、業界最高水準の審査が行われた。
劉郴は、Style3Dを中国発の工業系ソフトウェア企業として成長させる意志を表明。ファッション業界のデジタル基盤として、AI＋3D技術を核に産業の大規模変革を推進する方針を掲げている。
