Vue3、Typescript、Three.js、Element Plusを基盤としたWebベースの3Dモデル可視化エディタ「Three.js3D」が、3日間でGitee上のスター数1,000件を突破し注目を集めている。本プロジェクトは完全オープンソースでMITライセンスのもと提供されており、商用利用や改変も可能。
このエディタは、3Dモデルの読み込み・表示・回転・アニメーション再生・分解表示・ドラッグ操作といった基本機能に加え、背景の360度環境設定、光源調整、視覚的強調表示(輝光エフェクト)などの高機能も実装。マテリアルはブラウザ上で即時編集・プレビュー可能で、視覚的な直感操作に優れている。
さらに、作成・編集したシーンは保存が可能で、出力されたコードを既存のWebサイトやプロジェクトに容易に埋め込める仕様となっている。開発者にとっては、Vue3の構造とThree.jsのレンダリングを理解していれば、自分用にカスタマイズした3D編集ツールを構築する足がかりとなるだろう。
プロジェクトリポジトリには、インストール手順(Node.jsとpnpm使用)、開発サーバの立ち上げ方法、フォルダ構造の簡易解説も記載されており、導入のハードルも低い。小規模プロジェクトでの3D表示ニーズから、業務用の可視化ツール開発まで対応可能な拡張性を備える実用性の高いプロジェクトである。