AIエージェントプラットフォームを展開するCozeは、ユーザーとAIエージェントが協業するための新たな作業空間「Coze Space(扣子空間)」のクローズドテストを開始した。Coze Space(扣子空間)は、汎用的な「実習生型エージェント」から、金融やユーザーリサーチなどに特化した「専門家エージェント」まで、多様なニーズに対応できる。
提出されたタスクはAIによって自動的に分析され、複数のサブタスクに分割される。エージェントはブラウザやコードエディタなどの外部ツールを自律的に操作し、ウェブページやPPT、ドキュメントといった成果物を生成することで、業務の効率化と自動化を実現する。
Coze Space(扣子空間)では「探索モード」と「計画モード」の2種類の実行モードがあり、前者はスピード重視、後者は複雑なタスクへの対応を目的としている。また、同社が推進するMCP(Modular Capability Plugin)を通じて、Lark(飛書)のスプレッドシート、高徳地図、画像ツール、音声合成などの連携機能を拡張できる点も特徴だ。
現在、事前登録したユーザーには順次アクティベーションコードがメールで配布されており、WeChatアカウントでのキーワード返信やキャンペーン参加でも招待を受けられる。