2025年3月のAIアプリランキング発表、中国勢が世界トップ10の半数を占める

出典:https://mp.weixin.qq.com/s/V8GVP-ZfjGCARR6Pef6A4g

概要ポイント
  • Quarkが月間1.48億ユーザーで中国国内1位、アリババのAIフラッグシップアプリに。
  • Doubaoは約9700万MAUで2位、動画・画像生成AIとして急成長。
  • DeepSeekは7700万MAUで3位、アプリ層の爆発的成長に期待。
  • テンセントのYuanbaoは過去3か月で月間アクティブ数10倍に拡大。
  • 世界トップ10のうち中国製アプリが5つ入り、存在感を強める。
本文

AI業界の注目を集める2025年3月の「AIアプリランキング」が発表された。本ランキングは、李榜主と沃垠AIが協力し、36Krや硅星人、小熊跑的快など複数メディアと共同で毎月公開している。


中国国内市場のランキングでは、アリババのQuark(夸克)が月間アクティブユーザー(MAU)1.48億でトップに立った。QuarkはアリババのフルスタックAI技術を活用し、検索、学習支援、文書作成、PPT作成といった多様なAI機能を一括提供する「AIスーパー枠」として進化を遂げている。バイトダンスのDoubao(豆包)は9700万MAUで2位。動画・画像生成に特化し、親しみやすさが特徴だ。同社の即夢AIも急成長している。


3位はDeepSeek。7700万MAUを記録し、基盤モデルの安定化を背景にアプリ層のさらなる拡大が見込まれる。4位のテンセントによるYuanbao(元宝)は3884万MAUを達成。特に過去3か月でユーザー数が10倍に増加し、WeChatでのAI検索機能の導入が利用拡大に寄与している。


また、Zhipu(智譜)のAIチャットボット「ChatGLM(清言)」は1043万MAUで9位にランクイン。3月末にはAutoGLMベースのAIエージェント「沉思(AutoGLM Rumination)」を中関村フォーラムで発表し、データ探索から分析、報告書作成までを担う自主型エージェントとして注目されている。


世界ランキングではQuark、Doubao、DeepSeek、Yuanbao、Talkieといった中国発アプリがトップ10に入り、“新五小龍”として急浮上した。AIアプリランキングは、世界の1万超のWeb・APP型AI製品を分析対象とし、100以上の細分市場ごとの成長・収益指標に基づいて評価を行っている。AIスタートアップから投資家、一般ユーザーまで幅広い層が参照する業界ベンチマークとなっている。