中国のAIチャットボット Doubao(豆包) は、思考と検索を融合した新機能「Deep Thinking(深度思考)」の最新版テストを開始した。この機能は、ユーザーからの問いに対して、推論を重ねながら同時に外部検索を実行する「考えながら検索(辺想辺捜)」を実現している。
従来のような一括出力ではなく、Doubao(豆包)は思考過程の中で何度もツールを呼び出し、情報を追加取得しながら、より正確で包括的な回答を生成する。たとえば、清明節の旅行計画を立てる際には、3回の検索を通じて天候やアクセス状況などを含む具体的な提案を導出。文学作品『辺城』を題材にした学術論考では、2回の検索を重ねて独自の切り口を見出し、論文構成のヒントを提示した。
また、あいまいな記憶をもとにしたアニメ作品の検索では、断片的な情報をもとに3回の検索を行い、『超能勇士(Beast Wars)』であることを特定した。これにより、ユーザーは曖昧な情報からでも確かな答えを導き出せるようになった。
「Deep Thinking」モードは、Doubao(豆包)の最新版アプリおよびWeb版(doubao.com)から利用でき、より深く柔軟なAI体験を提供している。