LangManusは、自然言語で複雑なタスクを一括して自動実行できるオープンソースのAIエージェントフレームワークである。ネット検索、ウェブサイトの情報取得、コードの自動生成と実行、さらにはレポート作成までを、一つの命令で完了させられる点が最大の特徴だ。公開からわずか3日で2600以上のGitHubスターを獲得するなど、開発者やAI研究者の間で急速に注目を集めている。
このツールは、複数の大規模言語モデル(LLM)やAPI、ツールを統合したモジュール構成を持ち、ユーザーのタスクに応じて柔軟に機能を組み合わせる。通義千問などのオープンモデルに対応し、Tavily APIによるWeb検索、Jinaによるベクトル検索、高度なコンテンツ抽出、Pythonによるコード実行などを一気通貫で処理する。また、uvによる仮想環境管理やパッケージ同期が導入されており、ローカルでもスムーズに導入できる。
LangManusは、Coordinator(調整役)、Planner(計画役)、Supervisor(監督役)という3つのエージェントが連携して動作するマルチエージェント構造を採用しており、各エージェントがタスクを分担することで、並列性と効率性を確保している。この構造により、情報収集から処理、出力までの一連のプロセスが人手を介さず完結する。
さらに注目すべきは、LangManusには専用のWeb UI(langmanus-web)が用意されている点だ。このWeb UIもオープンソースとしてGitHubで公開されており、ブラウザベースでLangManusの機能を直感的に操作できる。バックエンドにはFastAPIを使用し、ストリーミング応答に対応したエンドポイントも実装済み。コマンドライン操作に不慣れなユーザーでも、視覚的なインターフェースから自動化ワークフローの構築が可能となっている。
LangManusはCLI・API・GUIの3つの入口を備え、多層的なLLM連携、豊富なツール統合、直感的な操作性という3つの強みを武器に、AIエージェントの新たなスタンダードとなる可能性を秘めている。個人の研究から企業の業務自動化まで、さまざまなユースケースに応用できる柔軟性と拡張性が魅力だ。