アリババは2025年3月13日、AI検索アプリ「Quark(夸克)」を大幅に刷新したと発表した。新しくなったQuarkは、同社の最新マルチモーダル大規模言語モデル「Tongyi(通義)」を基盤とし、従来の検索機能に加えて、AI対話、文章生成、画像生成、学術調査、健康相談、旅行プランの提案など、複数の機能を統合する「AI統合プラットフォーム」へと進化している。ユーザーは、アプリ内の一つの入力欄に要望や質問を入力するだけで、AIが意図を自動的に解析し、最適な処理を行う。
すでに2億人以上のユーザーを抱えるQuark(夸克)は、日常生活からビジネス、学術まで多様なシーンでの活用が想定されている。アリババは今後も、Tongyi(通義)シリーズの最新成果を最優先でQuarkに実装し、AI機能の強化とユーザー体験の向上を図る方針を示している。アプリの詳細や利用は公式サイトおよびApp Storeから確認可能となっている。
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Quark公式サイト:https://www.quark.cn