2025年2月17日、百度(Baidu)は自社の検索サービスおよび文心智能体平台(Ernie AgentBuilder)において、DeepSeekと最新の文心(Ernie)大規模AIモデルの深層検索機能を全面的に導入すると発表した。これにより、ユーザーは無料でこれらの機能を利用できるようになり、文心智能体平台(Ernie AgentBuilder)の開発者は、DeepSeekモデルを活用してインテリジェントエージェントの作成やチューニングを行うことが可能となる。
文心(Ernie)大規模AIモデルの深層検索機能は2月13日にリリースされ、強力な思考・計画能力とツール呼び出し機能を備えており、ユーザーに専門家レベルの回答を提供し、さまざまなシナリオでのタスク処理やマルチモーダルの入力・出力を実現する。
さらに、WeChatも一部のユーザー向けにDeepSeek R1の接続を試験的に開始しており、AI検索機能として「クイックアンサー」と「ディープシンキング」の2つの機能を提供している。
このように、主要なプラットフォームが相次いでDeepSeekを導入することで、ユーザーはより高度で多様な検索体験を享受でき、開発者にとってもインテリジェントエージェントの開発が容易になることが期待される。