百度(Baidu)は、今後数カ月以内に「文心」大規模モデル4.5を段階的にリリースし、6月30日から正式にオープンソース化すると発表した。これにより、開発者が同社のAI技術を活用しやすくなることが期待される。さらに、4月1日から「文心一言」の無料化を実施し、PCやモバイルアプリで最新のAIモデルや多言語対話、AI描画機能を誰でも利用可能にする。同時に「深度検索」機能の無料提供も開始される。
百度(Baidu)の董事長兼CEOである李彦宏氏は、AI基盤施設への継続的な投資を強調し、大規模モデルの推論コストを毎年90%以上削減する目標を掲げている。これにより、より多くの開発者や企業が百度(Baidu)のAI技術を活用できるようになる。また、百度(Baidu)は今年後半に「文心」大規模モデル5.0をリリースする予定で、特にマルチモーダル能力を強化するとしている。こうした取り組みは、AI技術の普及と実用化を加速させ、開発者がより高度なアプリケーションを構築するのを支援することを目的としている。